”日焼け”の話。
ー ”強い光” ー
の図
今回は、
肌を刺す
(物理)
「日光」
から
肌を守ろう
な話になります。
ー ”ブロック” ー
の図
太陽光とは？
太陽光
(日光)
とは、
太陽が放つ光で、
・赤外線
・可視光線
・紫外線
になります。
その各光の波長は
大きい順に、
・赤外線(IR)
780 nm – 1 mm
・可視光線(VIS)
400 – 780 nm
・紫外線
(UVR、 UV)
200 – 400 nm
になります。
そして、
紫外線
200 – 400 nm
の中でも、
315 – 400 nm の紫外線を
UVA 、
280 – 315 nm の紫外線を
UVB 、
そして、
大気(オゾン層)で完全減衰する
100 – 280 nmの紫外線を
UVC
と
分類されています。
太陽光の中で、
赤外線も可視光も
エネルギーは
紫外線よりもはるかに
弱く、
日焼けは、
紫外線
と
言われますが、
近年では、
肌の
色素沈着や光老化
などの影響にも、
赤外線と可視光が
関わっている
とされています。
日光(太陽光)は、
地球において
生物の営みや気候、
その他自然現象に
根幹的に
影響を与えていますね。
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
wiki/サンスクリーン剤#太陽光
サンスクリーン剤 – Wikipedia
”対策”の根本
人類はこれまで、
太陽の恵み
とも言われる
日の光
を
享受(きょうじゅ)して
きました。
しかし、
肌を刺す(物理)、
強すぎる「日光」から
人を、肌を、
守るには、
”根本”
から
対処しなげれば
なりません…。
そう、
太陽光
そのもの
を。
今回は、
そんな
”太陽光”に対する
対策の話
になります。
ー ”強すぎる光” ー
の図
(まさに、
”焼かれる程”…)
日差し対策①
基本で地味ですが、
一番効果があり、
身近な
対策になるかも
しれない方法
についてです。
おもに、
・頭装備
・首装備
・腕装備
・手装備
について分けて
紹介したいと
思います。
では、
さっそく番外編(？)
から。
日傘と
日陰作りのもの
の
2つになります。
日傘は分かりやすく、
直射日光を断つアイテムです。
折り畳み式のもあり、
また傘のハンズフリーの
道具を使えば、
両手も空けられます。
日・雨傘を兼用する
傘もあり、
”強い日差し”と「突然の雨」
が重なる時期にはいいですね。
続いて、
『日陰作りのもの』
についてです。
自分がいる
環境や状況を改善する
もので、
日よけや簾(すだれ)、
シェードやオーニング(awning)、
遮光のカーテンや
レースカーテン
などになりますね。
人以外にも、
物や画面の見やすさ
などにも使えます。
100均などにも
商品がありますので、
・日差しが気になる所
・日焼けしている壁やテーブル
・テレビの裏や側面
などに、
使ってみてくださいね。
100均の
「すだれ・オーニング」の
ダイソーの
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
では次に、
各装備部位について
見ていきましょう。
・頭装備
基本は帽子になります。
帽子の中でも、
”つばが広い”のが
日よけにいいですね。
今は、
「サファリハット」
と言う帽子が、
”つば広”帽の主流
みたいです。
「サファリハット」
の
Googleの画像検索の
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
シンプルに”グル”っと、
帽子の「つば」が一周
している物の他に、
多機能な
「サファリハット」もあり、
物によっては、
耳当て・顔当てがある
「サファリハット」も
ありますね。
多機能な「サファリハット」
について、
Amazonの
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
その他に、
サンバイザー、麦わら帽子、
テンガロンハットなども
”つばが広い”帽子として
あります。
それから帽子の他に、
”顔”の部分を対策する
日焼け防止マスク
(フェイスカバー)
もあり、
・顔が焼ける
・マスク跡が日焼けで付きそう
などの方には
いいですね。
日焼け防止マスク
について、
Amazonの
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
こちらは、
メンズのものについて
Amazon.co.jp : メンズ 日焼け フェイスカバー
・首装備
首周りの対策となり、
範囲には、
耳や顔も含める人
もいるかもしれません。
首回りには、
手ぬぐい、タオル、
バンダナ、ストール
などがあり、
この他に
風呂敷なども使える
かもしれませんね。
またこれらで
”頭”や「顔」を覆って、
頭部全体の日焼け対策も
出来ます。
ちなみに、
日焼け防止マスク
(フェイスカバー)
に似た、
「ネックカバー」
と言うものもあるそうです。
気になる人は、
そちらも確認して
みてください。
「ネックカバー」
について、
Amazonの
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
タオル等の留め方が
面倒臭い方は、
100均の
マジックテープや
各種の裁縫の留め具、
安全ピンや磁石など
を使って、
魔改造すると便利かも
しれません。
余っている物があれば、
是非、チャレンジしてみて
くださいね。
ただ金具や磁石などの
金属での”肌荒れ”や「怪我」
には注意してください。
・腕装備
腕の部分に関する
対策となります。
アームカバーや長袖で
対応することになりますね。
他の体の部分にも
言えるのですが、
着るものやカバーで
覆って防御(保護)しても、
それが弱い場合、
(日差しがかなり強い場合、)
その下に
日焼け止めなどを塗って、
2重に防御(保護)することも
出来ます。
服装や状況、
道具や装備によって、
その時々で上手に
日焼け対策が出来る
といいですね。
・手装備
手に関する日焼け対策
になります。
そのため、
グローブ(手袋)の話に
なりますが、
一部はアームカバーと
一体化しているものも
ありますね。
そもそも手に
日焼け対策が必要なのか
と言うと、
長時間の
車のドライバーの方や
野外活動など、
直射日光に指や手をさらす
人もいますので、
そう言う人には、
重要となってきます。
こちらに、
ドライバーの
ドライビンググローブ(手袋)
についての
記事があります。
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
運転の際に手袋をする意味と運転に適した手袋の選び方 | 中古車なら【グーネット】
手の日焼け対策も
重要だと言うこと
が分かりますね。
ちなみに、
ドライバーの白い
ドライビンググローブ
には、
以下のようなものが
あります。
白い
「ドライビンググローブ」
の
Googleの画像検索の
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
最後に、
帰って来た番外編を
したいと思います。
日焼け対策の番外編
として、
多機能ストール、
夏用のひざ掛けや
ブランケットなど
もありますね。
夏場の冷房対策だけでなく、
ちょっとした日焼け対策にも、
その掛けるものや
巻くものを活用
してみてくださいね。
ー ”日光と戦う” ー
の図
日差し対策②
日差しに対しては、
日焼け止め
(クリームなど)
と言う
選択肢もあります。
日焼け止めも
その原理は、
”太陽光”から
肌を守ること
になります。
日焼け止めの成分には、
大きく2種類あり、
・紫外線散乱剤
・紫外線吸収剤
になります。
それぞれ、
・紫外線散乱剤
紫外線を物理的に反射させる
・紫外線吸収剤
紫外線を化学的に吸収させる
ことで、
肌に紫外線が届くのを
防ぎます。
また、
日焼け止めが防御している
のは、
紫外線の中でも、
UVBとUVAになります。
紫外線の
UVBとUVA
の
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
wiki/紫外線
#紫外線の波長ごとの特徴
紫外線 – Wikipedia
wiki/紫外線
#紫外線による健康への影響
紫外線 – Wikipedia
そのため、
日焼け止めは、
可視光や赤外線からの
防御は、
効率的ではない
とされていますね。
そして、
日焼け止めの指標(指数)
には、
UVBの防御指標として
SPF値、
UVAの防御指標として
PA分類、
が、
定められています。
SPF
(Sun Protection Factor)
は、
紫外線の内、
UVB波を遮断する効果
の程度を表す指標で、
UVBによる
紅斑(こうはん)、
またはサンバーン
と呼ばれる、
”肌がヒリヒリと赤くなる”
ような炎症をひき起こすか
どうかを元に算出されます。
この指標の測定法は、
被験者が
紅斑(こうはん)を引き起こす
”最小”の紫外線量に比べ、
日焼け止めを塗布時に
「何倍の紫外線」にまで
耐えられるかが
SPFの数値の根拠に
なります。
そのため、
紅斑(こうはん)が現れるまでに、
素の状態で20分程度
かかる人が、
SPF10の日やけ止めを
塗った場合、
”10倍の紫外線量”を
20分浴びて、
ようやく紅斑(こうはん)が
認められる
と言うことです。
ちなみに、
実際の日焼け止めの
塗り方では、
測定法の時とは異なり、
多量に肌の面積に対して
塗布できないことも多く、
また、
塗布された日焼け止めも、
発汗や接触、
紫外線そのものによる劣化
などによって、
徐々に失われていくので、
製品の指標を過信せず、
こまめに塗り直すことが
大切とされています。
なので、
単純に10倍の時間、
(先の例では、200分間)
紫外線に耐えられる
と言う意味ではない
と言うことに注意です。
またこの測定法は、
ヒトの皮膚の色の変化を
目視によって確認する
と言う手法の性質上、
”値”と共に
「誤差」が増大する
ものであり、
特に、
高SPF値の製品同士の
実際の差
(SPF55とSPF60の差など)
が、
”数字通りあるかどうか”
は疑わしい(難しい)
と言う考え方があります。
そのため、
日本では
SPF50を超える能力が
有意に認められる場合は、
SPF50+と表記することに
なっていますね。
ちなみに、
日本の通常の環境では、
SPF50 あれば
十分だそうです。
もう一方の
PA分類
(Protection grade of UVA)
は、
日本で採用されている
UVAの防御力を示す指標で、
PFAとも呼ばれます。
”即時黒化”と呼ばれる、
「日焼け後」すぐに
黒くなる現象を元に
算出される指標で、
本来は、
PPD
(Persistent Pigment Darkening)
と呼ばれる数値を
元にしております。
このPPDは、
発想として”SPF”と
同様で、
皮膚が黒化する
「最小量」の紫外線量に比べ、
日焼け止めの塗布時に
何倍の紫外線にまで
耐えられるかが
PPDの数値の根拠になります。
そしてまた、
”SPF”と同様に、
PPD10の日やけ止めを
定められた量塗布すれば、
その10倍量の紫外線を浴びて
ようやく黒化する
ことを意味しますね。
PPD値については、
・2以上4未満で
PA+
(効果がある)
・4以上8未満で
PA++
(かなり効果がある)
・8以上12未満で
PA+++
(非常に効果がある)
・12以上で
PA++++
の4段階に
分類されますね。
このように、
日本での表記では
紫外線防御の指数として、
UVBを防ぐSPFでは
最大値を50として
それ以上であれば50+
とし、
UVAを防ぐPAでは
「+」が4個まで
増加していくこと
になります。
ただ、
SPFやPAの強いものの場合、
かぶれを起こすことが
あるそうなので、
なんでも強いものが
いい(正解)と言う訳ではない
ようです…。
「日焼け止め」
(サンスクリーン剤)
についての
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
逆に焼く方に関しての
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
wiki/サンスクリーン剤#関連する製品
サンスクリーン剤 – Wikipedia
それで次に、
実際に使う日焼け止めの
”タイプ”と「特徴」
になります。
その”タイプ”の「特徴」
によって、
かなり
使い勝手や使い方に差が
ありますので
注意してください。
タイプは7種類あり、
・スプレータイプ
・ジェルタイプ
・ローションタイプ
・ミルク(乳液)タイプ
・クリームタイプ
・パウダータイプ
・スティックタイプ
があります。
これらがそれぞれに
特徴を持って、
日焼け止めの効果を
もたらしていますね。
では、
それぞれについて、
見ていきましょう。
・スプレータイプ
簡単に”シュッ”と
顔や身体に吹きつける
ことが出来るタイプ。
「さっぱり」とした
使用感が特徴で、
スポーツやレジャー時の
日焼け止めの塗り直しに
とても便利で、
”塗りにくい場所”にも
オススメです。
その反面、
”周囲”に飛び散ることが
あったり、
「塗りむら」が出来やすい
と言ったこともありますね。
・ジェルタイプ
”サラッ”として、
「さっぱり」と『みずみずしい』
使用感で、
”のび”がよいのが特徴です。
「ベタつき」が気になる方に
オススメのタイプになります。
・ローションタイプ
”のび”がよく、
化粧水のように液状のもの
が多い、
お肌に塗布しやすいタイプです。
そのため、
男性やお子様でも
違和感が少なく
気軽に使えます。
ただ、
他のタイプの
日焼け止めと比べ、
肌から落ちやすく、
SPF・PA値も低いものが
多いため、
日常生活には向いていますが、
野外での長時間の活動や、
スポーツやレジャーには
向いていませんね。
・ミルク(乳液)タイプ
お肌に優しく、
”のび”やすいタイプで、
”みずみず”しく、
「しっとり」とした
使用感で、
くわえて比較的、
簡単に落とせること
が特徴です。
メイク前の
化粧下地としても使える
商品もあり、
敏感肌の方にも
オススメです。
・クリームタイプ
保湿力が高く、
”しっとり”としたタイプで、
耐水性(ウォータープルーフ性)
のものもあり、
汗などによっても
”むら”になりにくく、
しっかりと
塗ることが出来て、
日焼け止め効果を
維持できます。
また、
化粧下地として使える商品
も多くありますが、
反面、
他のタイプと比べると
日焼け止めが
少し落ちにくいので、
その日の肌に残らないよう、
クレンジング剤や石鹸などで、
しっかり洗って落としましょう。
・パウダータイプ
お化粧の後に乗せる
粉のタイプに日焼け止めで、
日常生活でのお化粧直し
にも使えます。
このタイプは
落ちやすいので、
小まめに塗り直しを
しましょう。
・スティックタイプ
スティック型で、
直接、肌に塗るので、
密着性が高く、
目の周りや鼻・唇、
そして耳などを
より丁寧にケアしたい場合
に便利です。
”塗り直し”も楽なタイプ
になりますね。
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
それと、
クレンジングについて
詳しく知りたい人は、
下記のリンクを
覗いてみてください。
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
また、
日焼け止めと共に、
化粧や虫よけを
併用したい場合は、
少し工夫がいるかも
しれません…。
日焼け止めと
「化粧や虫よけ」
に関する、
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
さらっと見てみると、
日焼け止めに
「化粧や虫よけ」を
合わせる場合は、
だいたい
日焼け止めを”先”に
付けるみたいですね…。
詳しくは、
それぞれの状況や、
使用している製品に
合わせて使ってください。
そして、
こちらのリンクは、
東京都の
健康安全研究センターの
日焼け止めに関する
ページになります。
こちらも、
日焼け止めに関して
詳しく載っているので、
是非、
見てみてくださいね。
＜参考リンク＞
※ 新しいタブで開きます。
東京都健康安全研究センター » 上手に選ぼう 日焼け止め化粧品
おわりに
日焼けの対策
に関して、
服装だけでなく、
日焼け止めも
合わせて、
是非、
上手に対策する
ようにして
くださいね。
”その他に、”
”単純な熱さにも”
ー ”注意ですがッ!” ー
の図
(色々と”熱い”ッ!!)
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