熱中症の話。 外と人と症状の話になります。

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 熱中症の話。

集中線、アメコミ、オレンジ色、加工素材として、色んな画像と組合せ、

ー ”熱” ー
のイメージ図


熱中症の


外と人と症状

の話

 になります。

良い天気や天気、快晴・晴れなどの表現に、水色のドットが入っているエフェクト(効果)、他には無い点、透明感も清々しさもあり

ー ”晴れ” ー
の図

熱中症の重要な要素

 熱中症には、

・外
・人

の2つの
重大な要素が
 あります。

 中でも、

「外」
とは

人の体の

(外側)

 のことで、

室内・屋外に
 関わらず、

人が接している
環境や状況

 になります。

 そして、

”人”
 とは、

人の
身体の内側
のこと

 になります。

これらの要素が
 最終的に、
”熱中症”を
 起こしていますね。

”外”の要素


この章の
<参考リンク>
※ 新しいタブで開きます。


熱中症 – Wikipedia


 熱中症とは、

暑熱
(しょねつ)

 (夏の暑さのこと
「炎暑」や”炎熱”とも)


 環境下で、

人間の
身体適応の障害
によって
起こる状態
の総称

 になります。

 そのため、

屋内・屋外を問わず
高温・多湿が原因
 となって、

”熱中症”が
 起こり得ます

その熱中症に
 対して、

1954年に

 アメリカ海兵隊で、
”熱中症”のリスクを
事前に判断する
ために開発された
 のが、

湿球黒球温度
(しっきゅうこっきゅうおんど)
での
観測指標

 になります。

 日本でこれを、

暑さ指数
(WBGT)


 称しています。

 WBGTは、
人体の影響に大きい
・湿度
・輻射熱
・気温


 反映しています。

輻射熱(ふくしゃねつ)
とは、
放射熱
(ほうしゃねつ)
のことで、

ある物体から放出され、
他の物体に吸収されて、
その物体の”温度上昇”に
「使われる」熱エネルギー
のことになります。


 この、
暑さ指数
(WBGT)
 は、

湿球黒球温度

・湿球温度(Tw)
・黒球温度(Tg)
・乾球温度(Td)

 の値を使って、
 計算して出されます。

 その内、
湿球温度黒球温度
 は、
気流の影響
 反映しているので、

WBGTは
観測地の気流も
反映していることに
 なります。



湿球黒球温度
に関する

<参考リンク>
※ 新しいタブで開きます。


湿球黒球温度 – Wikipedia


環境省熱中症予防情報サイト 暑さ指数(WBGT)の測定方法など詳しい情報



 この、
湿球黒球温度の
 計算値が、

21 – 25℃辺になると
”熱中症”の注意が
 必要となり、

25℃以上から
熱中症”の患者が
 発生。

 その後は、
段階的に増えて
 行きますが、

指標の数値が
 31℃を超えると、
”熱中症”患者が急増
 することになります。

この
 WBGTの数値は、
複数の
温度計の数値を
 計算しているため、

 理解しづらく
分かりにくい
 ですが、

こと
日本の環境下
(高温多湿な夏)

 考えると、

普通の温度計
(温度)
 で、
25℃以上
(”夏日”以上)
 から、

もう
”熱中症”の危険域
 に入り、

警戒が必要
 となります。

湿球黒球温度
(WBGTの数値)

普通の温度計
との
 数値の違いを、

もっと
大胆に言う
(表現する)
 なら、

普通の温度計
 数値は、
 湿度の影響により
その数値を
1~2割ほど高く見る
こと
 になります。

 つまり、
元の数値より
 1割上がったら、

25℃ → 27.5℃
30℃ → 33℃
35℃ → 38.5℃

 になります。

 こう考えると、
なぜ”ある一線”から
「熱中症」の
患者が増えるのか
 が分かりますね。

 ちなみに、
 実際は、
 この温度だけでなく、
直射日光分の
人の体温の上昇
 もあります。


これら”外”の
 状況や環境により、
体温
(36~37℃)

 が、

その域
(36~37℃)

 を越えると、

その中で
 生きる人には、
 常時、
発汗や冷却が必要
 となります。

忘れそうになり
 ますが、

15~20℃が
 過ごしやすい気温で、

12℃ぐらいから
 寒い気温、
25℃以上の夏日から
 暑い気温に

なっている
 のですがね…。

”人”の要素


この章の
<参考リンク>
※ 新しいタブで開きます。


熱中症 – Wikipedia


”外”の要素

 もとい、
「外部」の影響
 は分かりましたが、

次に

”内部”
 こと、

人の身体の
内側
(身体適応の障害)
について

見ていきたいと
 思います。


人における”熱中症”
 の根本は、

体内で
作られた熱

溜まった熱
 が、

原因と
 なっています。

 これらを、
うまく外に逃がす
 ことが出来れば、

「熱中症」になる
ことを
 回避できます

 その方法には、
・極端な運動を避ける
・冷たい飲み物を飲み
・適度に体を濡らす
・風呂やシャワーに入る
・適した服装にする
・直射日光を避ける


などが
 あります。



”熱中症”における
人の体についての

<参考リンク>
※ 新しいタブで開きます。

wiki/熱中症#予防

熱中症 – Wikipedia

環境省熱中症予防情報サイト 熱中症の予防方法と対処方法

熱中症のメカニズム | 熱中症ゼロへ – 日本気象協会推進


 ただ、
湿度も合わせて
外気温が35℃を
 超え出すと、

”外”
(外部)

からも

体に熱が入って
溜まるようになる

 ので、

”熱中症”の対策
 としては、
環境の温度を
低くすること


一番の対策と
 なります。

熱中症の素因や症状について

熱中症に
なる・なりやすい
 素因には、

・子供(10歳未満)
・高齢者

・発熱などの
 体調不良のある人

・事前に病気などにより
 脱水傾向にある人

・遺伝的要因や体質

 などがあります。

 ちなみに、
体調不良のその他
 には、

・酒の飲みすぎ
・睡眠不足
・食事抜き
・過労や激しい運動

なども

 ありますので、

 病気と同じで、
体の”体力”も
「熱中症」の予防には
重要な要素
 になりますね。



熱中症の素因
に関する

<参考リンク>
※ 新しいタブで開きます。

wiki/熱中症#原因

熱中症 – Wikipedia



 次に、
”熱中症”の「症状」
について
見ていきたいの
 ですが…、

 はっきり言うと、
25℃以上で
 体に”違和感”があったら

 それはもう、
「熱中症」の『兆候』

 だと思います。

 いろいろ、
軽度から重度までの
 症状の説明がありますが、

 まず、
「熱中症」の”診断”
そのものが難しいこと

 であること。

 また、
 明確な自覚症状や、
外からの
見た目で分かる
ことが

ない時もある

 ので、

 まず、
第一に予防に徹する
 ことが、
 重要だと思われます。

 それには、
”熱中症”にならない
 環境作りと、

熱中症の『兆候』が
 出たら、
時間を置かずに
ただちに”何らか”の
「対処」を必ずすること
 になります。

  これは自分の他に、
他人や子どもに対しても
 同様だと思われますので、
 その場合には事前に、
注意して行動するように
 してあげてください。

 それが、
一番苦しくない方法
 だと思います。

具体的な症状に
 ついては、
下記の参考リンクを
 ご覧ください。



熱中症の症状
に関する

<参考リンク>
※ 新しいタブで開きます。

wiki/熱中症#分類

熱中症 – Wikipedia

wiki/熱中症#臨床像

熱中症 – Wikipedia



 最後に、
厚生労働省が発表
している

「働く人の今すぐ使える
 熱中症ガイド」

を紹介して
終わりたいと
 思います。

こちらを参考に
 してもらうことで、

より
”熱中症”への
理解が深まると
 思いますので、

 是非、
 見てみてください。



<参考リンク>
※ 新しいタブで開きます。


働く人の今すぐ使える熱中症ガイド/厚生労働省|厚生労働省


”熱中症”が悪化した場合

”熱中症”が
 悪化した場合、

「熱射病」

になる
 かもしれません。

 熱射病は、
40℃を超える体温
とせん妄
 を生じさせる、

重度の熱中症の一つ
 になります。

 そうなる前に、

 是非、
暑さに対応して
 くださいね。



<参考リンク>
※ 新しいタブで開きます。


熱射病 – Wikipedia


おわりに

「熱中症」について
 いろいろ調べてみるに、
2~30年前の
常識や経験
(昔のこと)
は参考にならないと
 思いました。

 外出中に、
自分で外気温を
コントロールすることは
 不可能で、

 ”熱中症”に対しては、
ただ備えるしか
 方法はありません。

”熱中症”について
 我慢は、
出来ることでも
成せることでも

 ありません。

 ただ、
 備えることだけです。

常に最新の情報を
 参照しましょう。

知識と対策と
 最新情報を持って、

夏の熱にあたって
 くださいね。

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