”トランプ”の話ッ!!
ー ”トランプ” ー
の図
「勝利をお約束しましょう!」
(”契約”的に考えて。)
世界三大カードゲーム
『コントラクトブリッジ』
は、
”チーム型協力ゲーム”
(4人用、2×2の対戦ゲーム)
:
:
何それ?
と
思った方、
それは、
文化の下地が
”違う”からッ!!
(主に、
”欧米”文化的に考えて)
そんな
”世界三大”カードゲーム
なのに、
日本では
「ナゾ」多き
『コントラクトブリッジ』
の
内容とゲームの流れを
見ていきます。
”レッツ”
ー ”ウオッチ” ー
の図
”コントラクトブリッジ”とは?
さきに述べた通り、
世界三大カードゲーム
である
『コントラクトブリッジ』
(contract bridge)
は、
”チーム型協力ゲーム”
(4人用、2×2の対戦ゲーム)
になります。
”contract”は
「契約」、
”bridge”は
「橋」や
『(両者の)仲立ち・橋渡し』
などの
意味になりますね。
『コントラクトブリッジ』
(contract bridge)
とあるように、
『コントラクトブリッジ』
では、
「勝利回数を契約する」
(勝利を約束する)
つまり、
到達勝利数と
その宣言
がされます。
???
(”何それ”感)
疑問符
(はてなマーク)
が、
頭に浮かびますね。
そこで、
『コントラクトブリッジ』
って、
”何だ”よッ!!
と思った方は、
よかったら
これからの
説明に
お付き合い
くださいませ…。
基本
『コントラクトブリッジ』
は、
”トリック”(trick)
と言われる、
「短い一回のゲーム」
を
何回も行い、
その勝ちの”総数”を
競うゲーム
になります。
ここでは、
『コントラクトブリッジ』
で行う、
その基本的な
”トリック”
(「trick」のゲーム)
について
説明します。
”trick”の
英語の意味には、
「トランプ」
での『用語』として、
・1回、1巡、
・ひと回りの勝負で
場に出される札。
一巡した1セット
の札。
・1回の勝ち
などの意味が
あるそうです。
『コントラクトブリッジ』
での、
”トリック”(trick)
のゲームでの、
「トランプ」の
カードの『強さ』
は以下のように
なります。
<”数字”.ver>
強い ← 弱い
A、K、Q、J、10から2まで
<”柄”.ver>
強い ← 弱い
スペード、ハート、ダイヤモンド、クラブ
♠、❤、♦、♣
少し、
「ポーカー」と
似ていますね。
また、
『コントラクトブリッジ』の
”トリック”(trick)での
「トランプ」の柄は、
単純な柄の強さ
以外にも、
重要な意味を持ちます。
それは
ルールにも関わり、
用語として
「トランプ」の柄は、
”スーツ”(suit)
と呼ばれています。
英語圏で、
「トランプ」の
『用語』として、
”suit”の意味には、
・組
・組札
・同じ組の持ち札
などの意味が
あります。
少し、
”慣れない”
かも知れませんが、
これを踏まえて
ゲームが
構成されている点を
注意してください。
※ ゲームの公用語が
英語なので、
このような呼び方に
なります。
次に、
ゲームでの
具体的な
”席順”について
説明します。
最初に言った通り、
『コントラクトブリッジ』
は、
4人用の
”チーム型協力ゲーム”
で、
『2チーム』に
分かれて、
「2対2」で闘う
対戦ゲームとなります。
そこで、
チームの
”パートナー”
とは、
テーブル上で
向き合って座る
ことになりますね。
さらに、
座った4人の
プレイヤーを、
”東西南北”
で分けます。
これを、
ルールで
”英語”の
『東西南北』の
各方角の頭文字
を取って、
N(北)、E(東)、
S(南)、W(西)、
と、
それぞれ
表現します。
チームの
”パートナー”と
向かい合わぜで座る
ことを考えると、
N(北)とS(南)、
E(東)とW(西)、
が
それぞれ『ペア』
となりますね。
これがまた、
”重要”となります。
続けて、
配られる
”手札”について
説明したいと
思います。
ゲームでは、
4人の内、
カードを配る
”ディーラー”役
の人を、
カードドロー
※ 各自カードを引いて、
その強さで決める
などで決めます。
”ディーラー”役
の人は、
カードを
よく
シャッフルして
混ぜ、
見えないよう
裏向きに
なるようにして、
時計まわりに
自分の
左隣の人から
1枚ずつ配っていきます。
”全て”の
『52枚』のカード
(1~13までの数×4つのsuit)
が
「4人」
のプレイヤーに
均等に配られたら、
各プレイヤーは
手札が
”13枚”ずつあるか
確認します。
そ・れ・で
ようやく、
『コントラクトブリッジ』
での、
”トリック”(trick)
のゲーム
の話になりますね。
”トリック”(trick)
のゲーム自体は、
『シンプル』
なゲームです。
”13枚”の手札を持つ、
「4人」の
参加プレイヤーは、
一回の
”トリック”(trick)
のゲームで、
時計まわりに順に、
1枚ずつ
カードを出し、
出された
カードの内で、
最も強いカードを
出したチームが勝ち
となります。
ただし、
これには
条件があります。
まず、
とある条件にある人が
最初に場に
初めのカードを出します。
この
出された最初の
1枚のカードを、
”リード”
と言います。
その中でも、
特に
『コントラクトブリッジ』
での、
”トリック”(trick)
での
一番最初のゲーム
でプレイで出す
”リード”のことを、
『オープニングリード』
と言います。
”リード”と
『オープニングリード』
は、
「コントラクトブリッジ」
において
重要な意味を、
プレイでもルールでも
持ちます。
:
:
ここで、
新たに
『コントラクトブリッジ』
での、
”トリック”(trick)
のゲームでの、
重要なルール
を紹介します。
それは、
”スーツフォロー”
と
言われる
ルールです。
ゲームでの
「トランプ」の
カードの『強さ』
のところで
紹介した通り、
『コントラクトブリッジ』の
”トリック”(trick)での
「トランプ」の柄は、
単純な柄の強さ
以外にも、
重要な意味を持ちます。
それが
このルールになります。
”スーツ”(suit)
と言うのは、
用語として
日本人として
理解し辛いですが、
「トランプ」の柄
のことを、
こう呼びますね。
(文化の違いを
”ひしひし”と感じます…。)
この
”リード”と
”スーツフォロー”
のルールにより、
ゲームでカードを
2番目以降で
出す人は、
最初に出された
カードと同じスーツ(柄)
を出さないと
いけません。
そうなると、
先に出された
”リード”のカード
と、
同じスーツ(柄)を
持っていない状況が
あり得ます。
その時は、
プレイヤーは、
場に出されている
”リード”とは
異なる、
他の「スーツ」
のカードを出す
ことになりますね。
ちなみに、
”同じ”スーツ(柄)を
手札で持っている
限り、
「違う」スーツ(柄)を
出すことは
出来ません。
この状況により、
他の「スーツ」の
カードを
場に出した
としても、
”リード”と
スーツ(柄)が
違えば
そのカードは、
即刻、
「負け」
となります。
これが、
『コントラクトブリッジ』
の、
”基本中の基本”
のルール
となりますね。
\ ”慣れ”ないッ!! /
2回目以降の
次の
”トリック”(trick)の
ゲームは、
その前の
”トリック”(trick)を
勝った人から
「リード」して
始まります。
これを、
手札のカードが
無くなるまでの
『13回』
(”トリック”(trick))
続ける
ことになりますね。
:
:
そして、
これまでの
説明で、
何となく分かる
と思いますが、
最終的な
”勝利”は、
全部で
『13』ある
”トリック”(trick)の
過半数の
「7トリック」以上
取る必要
があります。
また、
”トリック”(trick)
においては、
チームのメンバー
である
パートナーが勝てば、
その”トリック”(trick)
では勝ちとなります。
※ ただし、
実プレイは
”かなり”驚くほど
想像するプレイとは
異なると思います。
詳しくは、この後で…。
そして、
「13回」の
”トリック”(trick)で、
『13枚』の
手札を消費して
使っていく
「コントラクトブリッジ」
では、
『オープニングリード』
が重大で大事に
なっていくのが、
ルールとプレイの両面
で分かると思います。
また、
”スーツフォロー”
と呼ばれる
強力な「ルール」でも、
それを
『覆(くつがえ)す』
方法があります。
それが、
まさに
『コントラクトブリッジ』
の
”醍醐味”
にして、
「焦点」
です。
次は、
その”基本”以外の部分を
見ていきます。
”簡易”版『ミニブリッジ』
『コントラクトブリッジ』
の
「焦点」
を見ていく訳
ですが、
これまでの説明で
分かる通り、
かなり
”馴染みのない”
ルール
だと言うのが
分かります。
そこで、
直接すぐに
『コントラクトブリッジ』の
説明をするより、
それを”簡易”化した
「ミニブリッジ」
について
説明したいと
思います。
この
「ミニブリッジ」から、
『コントラクトブリッジ』の
”特徴”と、
「醍醐味」の片鱗(へんりん)
が見えることだと
思います。
一足、急がないで、
是非、
お付き合いください。
さきの「基本」の章で、
『コントラクトブリッジ』
での、
”トリック”(trick)
のゲームの説明を
しました。
かなり、
”トリック”(trick)での
ゲームは、
『特徴的』で、
そのルールだけだと、
「荒く」て
『穴』のある
ゲーム
に感じます。
実際、
それだけの
ルールでしたら
そうでしょう。
そのため、
それを
”補(おぎな)う”
ルールが、
『コントラクトブリッジ』の
「ブリッジ」系
にはあります。
※ 『コントラクトブリッジ』
には、
いくつか種類があります。
ここでは、
その中で、
『コントラクトブリッジ』の
簡易系である
「ミニブリッジ」から、
そのルールと内容を
見ていきたいと思います。
ゲームとしての
仕様が
異なる部分が
ありますが、
『コントラクトブリッジ』
自身の神髄(醍醐味)は
共通していますので、
そこのところを
是非、
見てもらいたいと
思います。
それでは、
早速、
「ミニブリッジ」の
ルールの説明をしますが、
最初から
かなり”衝撃”的
です。
まず、
『13枚』の
手札のカードを
配られた、
「ミニブリッジ」での
参加プレイヤーは、
自分の手札の
『強い』カードの
保有率を
発表します。
”何事かッ!!”
と思いますが、
「ミニブリッジ」
の仕様では、
自身の
『強い』カードの
”保有率”を、
一番最初に
「発表」する
必要があります…。
それが、
「ミニブリッジ」
と言う
ゲームなのです。
さて、
それで
発表されるのが、
A、K、Q、J
の『強い』カードたち
になります。
さらに、
このカードたちには、
各種「点数」が
付けられています。
具体的には、
A、K、Q、J
↓
4、3、2、1
と、
『強い』カードほど
”点数”が高く
なっていますね。
自分の
配られた手札に
A、K、Q、J
があったら、
”合計で何点か”
を数えることに
なります。
ちなみに、
この
『強い』カード以外は、
全て”0点”
になりますね。
これによって
各プレイヤーの
”戦力”とも言える
『点数』(情報)
が明らかになります。
そして、
各プレイヤーの
”点数”を、
紙などに書いて
発表することに
なりますね。
この点数が、
今後、
ゲームで
重要となる役職の
”ディクレアラー”と
「ダミー」
を決める情報
になります。
まず、
全プレイヤーの
合計点数が
”40点”になるか
を確認したら、
ゲームチームの
『ペア』同士の
「合計点」を比べます。
そして、
『ペア』同士の
「合計点」が多い方
のさらに
その”ペア”の内で、
さらに
点数が多い人が
”ディクレアラー”
になります。
この
”ディクレアラー”
と呼ばれる
『役』は、
一言で言うと、
「ブリッジ」系での
”ゲームの主導権”
を握る
「親」
のような
役割を務めます。
ディクレアラー
(declarer )
の英語の意味には、
・宣言者
・申告者
などがあります。
また、
「名詞化」する前
の元の単語の
”declare”
(ディクレア)
には、
・宣言する
・布告する
・公表する
などの意味が
ありますね。
そして、
ここで
かなり”衝撃”的ですが、
この
”ディクレアラー”
に対して、
チームの
パートナーで
「ダミー」になった人
は、
自分の手札を
全てその場に
広げます。
そして、
その後は
”プレイ”に参加せず、
自分の順番でも
『何を出すか』を
「ダミー」は
決めてはいけません。
ゲーム中は全て、
”ディクレアラー”の
『指示』する通りに、
「ダミー」は
自身のカードを
出していきます。
それは、
まさに
「ダミー」
(dummy)
ダミー
(dummy)
の英語の意味には、
・替え玉
・替え玉人形
・かかし的人物
などがあります。
これは、
”なぜ”そうなるのか?
と言うと、
「ブリッジ」系の
基本となる
”トリック”(trick)
のゲーム自体は、
とても
”シンプル”
であること。
さらに、
「手札」の
戦力の”数値化”
とその『発表』
で見た通り、
かなり手札が
一方のチームに
偏(かたよ)れば
偶発的な運で
一方的な
ゲーム
(戦い)
と
なってしまう
のが分かります。
それは、
ゲームとは言えません。
そのために、
”どう言う”
ゲームにするか
(ゲーム性)
は、
この後の
説明に続きます。
ここでは、
全員の
手札の戦力が
点数化されて
発表され、
対戦する
相手チームの
戦力も分かり、
さらに
プレイ中の
”やり取り”から、
「ゲーム」に勝つ
ための
『ヒント』を
今までの情報から
得ます。
そして、
そのように
”想像”して
「作戦」を立て行き、
プレイする
のは、
「ブリッジ」系の
”基本技術”
となります。
なので、
ルール上では
ゲームに参加しない
無力の「ダミー」も、
決して
ゲームに対して
”何もしない人”
ではありません。
「ダミー」は一番、
”ゲーム”を観戦できる
立場にあります。
今回は、
たまたま、
傍観者の
「ダミー」となりましたが、
実際は
対戦を直接、
「よく見れる」
立場にあり、
仮にもし、
”ディクレアラー”
の立場に
その場で立ったのなら
『どんな戦略』
を立てるか、
また、
反対に
この対戦の
相手側に立ったら
どのように
戦うか
などの思考を
一番冷静に
考えることが
できます。
けれども、
「ブリッジ」系
のゲームでは、
ゲームの途中で
何らかの情報を
相手に伝えるのは
禁止
とされていますね。
※ つまり、
”イカサマ”行為
のような行動は禁止。
「ブリッジ」系の
ゲームでは、
ゲーム上の
プレイ(行為)
が
何事にも
”理由”がある
『論理的なゲーム』
となります。
なので、
ゲームでの
場の状況を見ながら、
記憶力や
推理を駆使して
戦いましょう。
「ダミー」は、
それを鍛える
”絶好の場”
だと
言えます。
:
:
さて、
これで
全員の
手札の戦力が
点数化され、
対戦する
相手チームの
戦力も分かり、
”ディクレアラー”と
「ダミー」と
分かれても、
依然として
大きな問題が
あります。
そう、
『トリック』(trick)の
ゲーム上での
”スーツフォロー”
(”柄”縛り)
になります。
どう考えても、
これがある限り
”まとも”なプレイを
することが困難です。
そんな
強力な”ルール”を
『覆(くつがえ)す』
のが、
「ブリッジ」系の
切り札の存在です。
そう、
”トランプ”
(trump)
の存在ですッ!!
トランプ
(trump)
の英語の意味には、
・(トランプでの)切り札
※ 日本語の「トランプ」
は”cards”(カード)
となります。
・奥の手
・最後の手段
・すばらしい人(好漢)
などがありますね。
それで、
この
『切り札』(トランプ)
を、
「ミニブリッジ」で
決められるのが、
”ディクレアラー”
になります。
なに、
この
”ディクレアラー”
になれば、
『無敵』なの?
と思いますが、
そうじゃない
のです…。
薄々、
感づいている
と思いますが、
「ブリッジ」系は、
”52枚”の
カードの束を
チームで2分にして、
その際の
戦力の強い方が
攻勢(オフェンス)
弱い方が
防勢(ディフェンス)
となって
戦います。
つまり、
攻勢の
”ディクレアラー”側
は、
『勝たなければ』
ならない訳です。
そして、
それを
迎え撃つ
防勢側は、
「勝たせない」
ようにしなければ
いけません。
事実、
「ブリッジ」系
のルールでは、
”ディクレアラー”側
が、
規定数を
勝てなければ
負けです。
反対に、
反抗側の
防勢は
”ディクレアラー”側
の規定数を
達成させなければ
勝ち
となります。
勝利判定は
チームや条件によって
違いますが、
その結果、
勝ったチームには
ポイントが入る仕組みに
「ブリッジ」系は
なっていますね。
そのポイント
(高ポイント)
を
稼ぐゲームになります。
それで、
”切り札”(トランプ)
の話に戻りますが、
この
”切り札”(トランプ)も、
大概な
壊れた性能を
しています。
”ディクレアラー”が
ゲームのプレイ前に
『トランプ』(切り札)
にする
スーツ(柄の系統)を
決めます。
そして、
それを宣言すると、
その
スーツ(柄)のカード
”全部”が
『トランプ』
(切り札の系統の柄)
になります。
そのスーツ(柄系統)は
数字の強さに関係なく、
他のどんなスーツにも
勝てる
最強のカードになります。
そのため、
トランプ(切り札)が
決まっていて、
その系統の
カードを持っていれば、
ほぼ勝てるのですッ!!
(※ ただし、
切り札系統内の
数字の強さは
”そのまま”です。)
ただし、
”トリック”(trick)の
ゲームの冒頭で
「リード」された
スーツのカードを
自身が
持っていなければ
の話ッ!
※ リードされたスーツ(柄)のカードが
手元の選択肢にあれば、
それを優先して出さないと
いけません。
※ また、
「ブリッジ」系の
一回のゲームでの
カードの捨て方は、
時系列とその時の勝敗が
分かるように捨てます。
※ つまり、
不正はできません。
よって、
トランプスーツ
(”切り札”の系統柄)
であれば、
たとえカードが最弱の2でも、
他のスーツのAやKの最強格に
に勝つことができます。
相手チームもッ!!
(宣言された共通のゲームルール的に)
そして、
”ディクレアラー”は、
その切り札(トランプ)を、
「切り札なし(ノートランプ)」
と宣言することもできます。
これにより、
より高得点の
ポイントを
狙うことも、
ルールでは
出来るように
なっていますね。
つまり、
より困難な条件の、
高い評価の勝利
を目指せる訳です…。
で、
この
トランプ(切り札系統の柄)
を決めて宣言する
タイミングは、
”ディクレアラー”
のパートナーの
「ダミー」が
その手札を開いた時に、
・トランプかノートランプか
を選択して宣言
しなければなりません。
もし、
”ディクレアラー”
になり、
トランプ(切り札系統の柄)
を決める時は、
なるべく
チーム内で枚数の多い
スーツ(柄)を
選んでおくと
有利になる
とされています。
そこで、
ひとつの目安になるのが、
「ディクレアラーと
ダミー合わせて
”8枚以上”
スーツ(柄)のカードが
あるかどうか」
になり、
ひとつのスーツ(柄)は
全部で13枚なので、
味方側に”8枚”
と言うことは、
相手チームには
残り「5枚」しかない
と言うことで、
『数』の上で
圧倒的に
優位になれます。
また、
・8枚以上になるスーツがない
・4つのスーツが
バランスよくある
・『強い』カードが
どのスーツにもある
ような場合には、
「ノートランプ」
(No Trump=NT)
と宣言すると
”良い”
とされますね。
「ミニブリッジ」
における
”ディクレアラー”側の
ゲームと得点
の関係は、
・勝って(7トリック以上を取って)
はじめて点数がもらえる
・取ったトリック数が
多いほど、
得点は高くなる
・トランプ(切り札)に
どのスーツを選んだか
で得点は変わる
となります。
※得点については、
ページ内の
参考リンクの
遊び方
(by. JAPAN CONTRACT
BRIDGE LEAGUE)
の先の、
ルール説明の
PDFファイル
”LET’S PLAY BRIDGE”
のp.16とp.27を
参照してください。
さらに、
”ディクレアラー”側の
さらなる
高得点になるチャンス
として、
”ゲームの宣言”
があります。
この
”ゲームの宣言”とは、
簡単にいえば
『高額ボーナスチャンス』
のようなもので、
最初に
「ゲーム」
を宣言した上で
その条件をクリアすると、
大きなボーナス点を
もらうことが出来ます。
ゲームの宣言を
するかしないか
には、
ひとつの目安が
あります。
それは、
戦力の数値化
で出した
チームの
”総合点”が、
合計で『26点』以上
であることです。
ゲームでの
戦力の点数の合計が
必ず”40点”に
なるので、
その中で
『26点』以上と
なれば、
相手チームより
「かなり」良いカードを
持っている状況に
なります。
そんな時は、
トリック(trick)
のゲームを
たくさん取れる
可能性が大きく
ありますッ!
「ゲームの宣言」は、
”勝てる数”ではなく、
『勝てそうな数』
を数えるのがコツ
だそうですッ!!
最後に、
「ミニブリッジ」での
”トリック”(trick)
での
ゲームの最初の
リードである
『オープニングリード』
は、
ディクレアラーの
左隣の人
(ディフェンス側のチーム)
が行います。
その後は、
前の”トリック”(trick)
のゲームを取った人から
リードが始まります。
また、
「ミニブリッジ」
の得点について、
詳しく知りたい人は、
ページ内の
参考リンクの
遊び方
(by. JAPAN CONTRACT
BRIDGE LEAGUE)
の先の、
ルール説明の
PDFファイル
”LET’S PLAY BRIDGE”
のp.16とp.27を
参照してください。
『コントラクトブリッジ』
さて、
ようやく
ここで
『コントラクトブリッジ』
本編
になります。
しかし
「ブリッジ」系の
柱となる要素は、
”ミニブリッジ”
そのものです。
では、
『コントラクトブリッジ』
とは
何なのか?
それを
見ていきたいと思います。
『コントラクトブリッジ』と
「ミニブリッジ」の
違いは、
”洗練”
の違いです。
「ミニブリッジ」
では、
全員の手札の
戦力の点数を
発表し合って、
”ディクレアラー”や
トランプ(切り札)、
そして、
”ディクレアラー”側が
最低何”トリック”(trick)
を取るかなどを
最初に
取り決めていました。
それを、
『コントラクトブリッジ』
では、
オークション
(競り)
で
決めます。
この
オークション(競り)で
決められる内容を、
「コントラクト(”契約”)」
と言います。
この
オークション(競り)が
『コントラクトブリッジ』
の最大の特徴であり、
醍醐味とも
言われていますね。
ここからは、
「オークション」(競り)
の基本を、
簡単に説明します。
初めに、
「ミニブリッジ」
の始めのように、
”ディーラー”役を
まず決めます。
”ディーラー”役により、
カードが
各自に配られたら、
各プレイヤーは
自分の手札を
確認して、
”チームの
パートナーと2人で
何をトランプ(切り札)
にして
(あるいはノートランプで)
何トリックを取るか”
を
ディーラーから順番に
特別な言い方で
宣言していきます。
※ゲームの途中で
何らかの情報を
相手に伝えるのは、
「ブリッジ」系では
禁止とされています。
※つまり、
”イカサマ”行為
のような行動は
禁止となっています。
※相手に
ゲーム上での
情報を伝える機会が
この時にしか
ありません。
これをビッド(bid)
と言います。
※ ビッド(bid)は、
(特に競売で)値をつける
などの意味です。
ビッド(bid)は、
過半数の
7トリック以上を取る
という宣言から
始めます。
そして、
必ず前の人より
高いビッド(bid)を
するのが、
オークション(競り)です。
必ず前の人より高い
コントラクト(契約内容)を
ビッド(bid)しなければ
なりません。
つまり、
前の人より
ひとつでも多くの
トリック(trick)、
または
高いランクの
トランプ(切り札)の
スーツ(♣<♦<♥<♠<NT)
をビッド(bid)する
と言うことです。
ビッド(bid)は、
宣言したトリック数
(もしくはそれ以上)
を取る、
と言う意味なので、
「そのままでOK」
と言う時や、
あるいは
「それ以上ムリ」
と感じたら、
「パス」
も出来ます。
そのため、
ディーラー役が
最初からパス
と言うことも
あります。
そして、
オークション(競り)内で
3回パスが続けば、
そこで
オークションは
終了します。
最後にビッド(bid)された
トランプ(切り札)と
獲得トリック数が
コントラクト(契約内容)になり、
チームのペアの内で
トランプ(切り札)に
決まったスーツ(柄)を
最初にビッド(bid)した人が
”ディクレアラー”、
そのパートナーが
「ダミー」になります。
それ以外の相手側は、
ディフェンス側に
なりますね。
具体的な
オークション(競り)では、
38語の言葉で
場のプレイヤーと
コミュニケーション
を取ります。
「ブリッジ」系は、
チームのパートナーと
力を合わせて戦うゲーム
となり、
その
パートナー同士の
協力関係は、
オークション(競り)
の場から始まる
と言われます。
ビッド(bid)は、
”コントラクト”の
宣言であると共に、
同時に、
チームのパートナーに
情報を伝える
コミュニケーションの手段
でもありますね。
オークションで使える
言葉(コール)は、
わずか”38語”ッ!
たった
それだけの言葉で、
両チームは
手札の『強さ』や、
スーツの枚数の情報
を伝え合い、
そして、
自分たちにとって
最適の”コントラクト”を
探っていくのです。
※オークションの内容
について、
詳しくは
ページ内の
参考リンクの
遊び方
(by. JAPAN CONTRACT
BRIDGE LEAGUE)
の先の、
ルール説明の
PDFファイル
”LET’S PLAY BRIDGE”
のp.21~25を
参照してください。
オークション(競り)で
”コントラクト”と
『ディクレアラー』が
決まったら、
後のプレイは
「ミニブリッジ」と
同じです。
違うのは、
「ダミー」が
手札を広げる
タイミングで、
『ディクレアラー』の
左隣の相手チームの人が
”オープンリード”した後に
「ダミー」は
手札を広げます。
そして、
最終的には、
13トリック終了時点で
”コントラクト”を
達成していれば
デ ィクレアラー側の
勝ち、
失敗すれば
ディフェンス側の勝ち
となりますね。
何度もやってる内に、
どんなビッド(bid)
をすれば、
チームの
パートナーに
分かりやすく
伝えられるかや、
どんなプレイで
協力すればいいか
などが、
分かってくる
そうですね。
そうなってくると、
いよいよ
『コントラクトブリッジ』が
面白くなってくる
そうです。
参考リンク
今回の記事を書くにあたり
参考になったリンクを
まとめました。
より詳しく
『コントラクトブリッジ』を
調べたり、
知りたい人は、
是非、
覗いてみてくださいね。
<参考リンク>
※ 新しいタブで開きます。
JAPAN CONTRACT BRIDGE LEAGUE / HOME
遊び方
※ 上記サイトのルール説明のページ
おわりに
「ブリッジ」系は、
欧米の社会の中で
「社交上の基本的たしなみ、
大人の知的ゲーム」
として
生活の中に
溶け込んでいる
そうです。
しかし、
日本ではまだ
馴染みがないですね。
少し、
独特に感じる
ルールも
ひも解いてみると
その理由や由来が
見えてきて
面白いですね。
もし、よろしかったら
皆さんも是非、
『コントラクトブリッジ』を
してみてくださいねッ!
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